不当解雇の記録

「突然の通告“不当解雇です”」

しずくドロップ

「お前はダメだ」理不尽な呼び出しの日々

心が壊れていく職場

毎日のように相談室に呼び出され、「お前はダメだ」と罵倒される日々。
事実無根の指摘、聞き入れてもらえない言い分。
誰も助けてくれないし、私の心は少しずつ壊れていきました。 

辞めたくなかった私の理由
どれほどつらくても、私は自分から辞めるという選択はできませんでした。
キャリアも、誇りも、人間関係もすべてを、こんな形で手放したくなかったのです。                        

解雇通告と、意外な感情の変化突然の言い渡し

ある日、まったく身に覚えのない理由で「解雇」を告げられました。
絶望するはずの瞬間、なぜか心がふっと軽くなったのです。

心に流れたあのメロディー

外に出た瞬間、頭の中に浮かんだのはMrs. GREEN APPLEの「僕のこと」。
「ああ なんて素敵な日だ」というフレーズが、不思議と私の心を癒してくれました。

引き継ぎと退職、そして残された「なぜ」

現実を受け入れる日々

その後の1ヶ月、気持ちの整理もつかぬまま、引き継ぎを終えて
私は静かに、職場を去りました。

心に残る問い
「なぜ私が?」
「なぜ辞めなければならないの?」

何度問い直しても、答えは見つからず、ただ現実だけがそこに残っていました。
信じてきたものすべてが、一瞬で崩れ去ったのです。                          

不当解雇がくれた「気づき」

理不尽な出来事ではありましたが、この経験がなければ、私は「人生の第2章」に気づけなかったかもしれません。
今はまだ不安定な毎日ですが、それでも私は前に進もうとしています。

次回予告|記録という武器 — 冷静になるために私が選んだこと

心が壊れそうな状況の中で、私が選んだ行動についてお話しします。
それは「感情に流されず、証拠を残すこと」。この判断が、後にどれほど私を守る力になったのか。
続きは、次回の投稿でお伝えします。

まとめ|失って気づく、新しい人生の始まり

不当解雇という理不尽な出来事は、私の人生を大きく揺るがしました。けれど、失うことでしか見えてこないものもあります。

今だからこそ言えるのです。
これは、「私の新しい人生の始まりだった」と。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

しずくドロップ

ABOUT ME
しずくドロップ
しずくドロップ
看護師・主任介護支援専門員・公認心理師
1970年生まれ B型。
争いごとは好まず、穏やかな毎日を大切にしてきました。ある日突然、不当解雇に遭い、やむを得ず現在は訴訟中。再就職活動も手探り状態で、人生の再出発をどう歩むか、自問する日々が続いています。
趣味は読書、東畑開人さんの本に癒されています。
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