50代から始める副業という選択—学び直しから見えた未来

しずくドロップ

「不採用」からの気づき

先日、あるクリニックの面接を受けました。
結果は、またしても「不採用」。

心理士として働きたい気持ちはあきらめていません。
けれど就職活動を続けるなかで、年齢や条件といった“現実の壁”を強く感じるようになりました。

そんなとき、ふと思ったのです。
「働き方って、ひとつにしばられなくてもいいのでは?」

無職だからこそ見えた新しい選択肢

無職生活は、不安や焦りがつきまといます。
でも同時に、立ち止まって自分の心と向き合える時間でもありました。

その中で整理できたのは、次のような思いでした。

  • いつかはカウンセリングの仕事をしたい
  • 在宅で、自分のペースでできる仕事を持ちたい

この気持ちに背中を押されて、私は AIライティングの勉強 を始めました。

AIライターという新しい挑戦

ネットで見つけた講座を受講。
パソコンの前で文章を書く作業は、最初こそ難しそうに思えましたが、実際にやってみると驚くほど新鮮で楽しいものでした。

  • AIの進歩に触れるワクワク感
  • 文章の構成を学ぶ知的刺激
  • 「文章を書くって、こんなに可能性が広がるんだ」という実感

学ぶたびに脳が活性化し、平凡だった日常が「楽しみ」で少しずつ満たされていきます。

もちろんすぐに収益になるわけではありません。
けれど、副業としても将来につながるスキル を積み上げていると思えば、学び自体が毎日の原動力になるのです。

50代からでも始められる副業の選択肢

今の時代、副業の選択肢は本当に多彩です。
特別な資格や大きな資金がなくても、始められるものがたくさんあります。

例えば——

  • ライティング・ブログ運営
     経験や知識を文章にして発信。広告収入や記事依頼につなげられる。
  • オンライン講師・カウンセリング
     得意なことを教える、相談にのる。資格や人生経験を活かしやすい分野。
  • データ入力・事務サポート
     在宅でコツコツ進められる定番ワーク。副業の入り口に最適。
  • 話し相手・電話相談サービス
     ココナラなどのプラットフォームを通じて、誰かの悩みを聞いたり、人生相談にのる仕事。
  • 趣味を活かした販売
     ハンドメイド作品をネットショップで販売。写真やイラストなどデジタル素材の販売も可能。

こうして見てみると、副業は「特別なスキル」よりも 自分の経験や得意を活かすこと から始められるのだと気づきます。

日々を支える“複業的生活”

今の私は、週に数回は放課後デイサービスで子どもたちと関わり、笑顔に癒されています。
そして自宅では、AIライティングの学びに没頭する。

この二つの時間はまるで 「複業的な働き方」 の縮図のようです。
一つの仕事に縛られず、それぞれの場所で自分を活かせる。

不安が消えることはありません。
けれど、

  • 新しいことを学べる楽しさ
  • 自分の未来を描ける充実感

これらが確かに、私の心を前へと押し出してくれています。

まとめ|副業は“自分を育てる時間”

また面接に落ちた事実は消せません。
でも、その経験があったからこそ気づけたことがあります。

心理士の夢を持ち続けながらも、AIライターという挑戦が私に 「副業」という選択肢 を与えてくれました。

無職生活は、ただの“空白の時間”ではありません。
私にとっては、新しい自分を育てる時間 であり、未来の働き方を模索する大切なステップです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

しずくドロップ

ABOUT ME
しずくドロップ
しずくドロップ
看護師・主任介護支援専門員・公認心理師
1970年生まれ B型。
争いごとは好まず、穏やかな毎日を大切にしてきました。ある日突然、不当解雇に遭い、やむを得ず現在は訴訟中。再就職活動も手探り状態で、人生の再出発をどう歩むか、自問する日々が続いています。
趣味は読書、東畑開人さんの本に癒されています。
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